反抗期
うちの一番上の娘、オウちゃんがこの間とても面白かったのです。
こんなやりとりがありました。
「お母さん、友達がね反抗期は大切なんだから反抗しなきゃダメだよって言うんだけど、しなくちゃダメ?」
いや、しなくてもいいんじゃない?
「だよねぇ?だから、私その子に言ったの。反抗する理由がないのに反抗するの?って。そしたら、え?!反抗する理由がないなんてありえない!って言うんだよ。私、お母さんにあんたなんか嫌い!なんて言ったら悲しくなっちゃう。だって本当は好きなのに、嘘はつけない」
そうなんだね、反抗する理由がないんだね。
「だって、お母さん私の希望は基本叶えてくれちゃうし、余計なこと言わないから」
・・・・そりゃ、どうもありがとうございます。
オウちゃんは反抗する理由がないから、反抗しないと言うのですが
反抗する理由はどうしたらなくなるでしょうか?
オウちゃんが答えはもう教えてくれています。
「だって、お母さん私の希望は基本叶えてくれちゃうし、余計なこと言わないから」
これです。
中学生でも、反抗しない子に育ちます。
子どもの思うままにきちんと聞くと、そういうふうに育ちます。
そして、嫌いな理由や嫌だと思う理由を普段から「お母さんのここが困る」と言える関係があるからです。
そのためには、怒らず機嫌良い母である事です。
そうでなければ気持ちを打ち明ける事なんてできないからです。
ちなみに、オウちゃんは洗濯を休みの日になるとやってくれます。それはとてもスマートに、なんの指示もしないでもやってくれます。
掃除もお料理も、私がくたびれていると見兼ねてやってくれるお嬢さんです。
子どもの言うことをただ聞いて応じるだけで、こんな風に育っていきます。
さて、このエピソードにはまだあって、しばらくしてからオウちゃんは私に「お母さんなんか大っ嫌いだ!」と言いました。
あら、大っ嫌いなのね!
って私が言った後、二人で顔を見合わせて笑いました。
だって、それが冗談な事が二人ともわかっているから。
仲の良い関係を保つためなら、母のおしごと頑張ってやろうと思っていつも張り切っております。